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交通事故の情報や講習会についてのお知らせなどを日々更新しております。

コリジョンコース現象とは③

組合員の皆さま、こんにちは!



さて本日は、
コリジョンコース現象による事故を防ぐ対処法を確認していきましょう。





①首を動かして左右の安全を確認する



コリジョンコース現象が起きやすいような交差点に差し掛かったら、
かなり手前の位置から首を動かして左右の安全を確認しましょう。


この際、目だけを動かすのではなく、顔の向きを動かすのがポイント★


人間の視野の限界によるリスクを回避するために、有効視野で安全を確認しましょう。




②道路標識をよく確認する


最近は、手前に標識が設置された交差点や、
信号機がないのに停止線がある交差点が増えてきました。


見通しの良し悪しといった周囲の景観だけで安全かどうか自己判断するのではなく、
道路標識を見て危険を察知するようにしましょう。




③交差点を通過する時は細心の注意を



顔や首を動かして安全を確認したとしても、
ピラーの死角に入っているなどして他車の存在を見落としている可能性もあります。


また、広い道路では道幅を見誤りやすく、
自車の道路が優先道路のように見えたとしても油断してはいけません。


一時停止の看板がない交差点でも、手前で少し減速するなどして安全に通過してください。






コリジョンコース現象は、発生しやすい道路環境と人間の視覚特性がたまたま重なったときに生じます。



「交差道路の車は止まっているだろう」、「交差道路から車は来ないだろう」のような
“だろう”運転が大きな事故を発生させます。



同じような事故を繰り返さないためにも、
油断せず、常に安全確認を怠りなく行いましょう(`・ω・´)!