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花粉症が運転に及ぼす影響③

組合員の皆さま、こんにちは!



花粉症を患っている方は、
運転に十分注意する必要があります。




1.視野の低下

花粉症特有の症状の“目のかゆみ”は
運転で1番大切な視界に大きな影響を与えます。
視界が十分に確保されず、注意力が散漫になることで、
飛び出しや障害物を避ける際に判断が遅れる可能性が!

また、信号無視や一時不停止など、
交通ルールを正しく守ることがしづらくなります。



2.突発的な交通事故

普段からくしゃみや咳が突発的に出ることはありますが、
花粉症はそれが頻繁に起こるようになります。


くしゃみ1回で0.5秒、目をつぶると仮定すると、
時速60キロで走行中ならその間に車は8メートル進む計算になります。


実際、2017年に愛媛県で花粉症による前方不注意で
3人が死傷する事故が発生しました。


他にも、ハンドル操作を誤って、路外に逸脱したり、
壁やガードレールに衝突してしまう危険性も・・・。



3.集中力の低下

花粉症の症状を緩和するために薬を服用する方が多いと思います。

薬の副作用として眠気をもよおすものや、
集中力や判断力、認知力の低下を招く恐れもあります。

とある調査によると、
花粉症の職業ドライバーのうち、薬を服用すると眠気やだるさを感じると答えた人は半数以上となり、
その状態であっても9割の人が仕事に従事すると答えたそうです。


薬を服用する際は、細心の注意が必要です。