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交通事故の情報や講習会についてのお知らせなどを日々更新しております。

スピードがもたらす危険②

組合員の皆さま、こんにちは!


さて本日は、
スピードと停止距離の関係についてお話していきます(^^)


そもそも停止距離とは、
空走距離+制動距離のことを表します。

空走距離とは、危険を発見してからブレーキが効き始めるまでの距離、

制動距離とは、ブレーキが効き始めてから完全に車が停止するまでの距離のことです。


制動距離は、速度の2乗に比例して長くなるため、
スピードが出るほど制動距離も長くなります(>_<)




また、濡れた路面や凍結路では、
摩擦係数が低くなるため制動距離が長くなったり、
同じトラックでも積載重量が重くなるほど、
制動距離が長くなると言われています。


つまり!

荷積みをして運転する時と
荷下ろし後に運転をする時では
制動距離に差が出るということになります…( ゚Д゚)


最近は、ABS(アンチロック・ブレーキ・システム)を
装備しているトラックも増えてきましたが、
だからと言って必ずしも制動距離が短くなるとは言えません。


機械を過信せず、余裕をもった運転を心掛けましょう!


次回は、遠心力についてです(^^)/