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スピードがもたらす危険③

組合員の皆さま、こんにちは!


さて本日は、
遠心力についてお話していきます(^^)


★遠心力の増大

カーブや曲がり角でハンドルを切ると、
まっすぐに進もうとする車の慣性力が遠心力として働きます。

この力は、

・車のスピードが速くなればなるほど
・カーブの半径が小さくなればなるほど
・車の重量が重くなればなるほど

大きくなります。


そのため、カーブを安全に走行するためには、
遠心力につり合うタイヤと路面の摩擦力が必要です。

摩擦力が遠心力を上回ってしまうと、
車が対向車線にはみ出したり、路外に逸脱したり、
場合によっては横転してしまうことになります。




特にトラックの場合は、
空車時と実車時で車の重さが大幅に違うため、
それを考えたスピードで走行しなければなりません。


★スローイン・ファストアウト

カーブの安全走行の鉄則は、
「スローイン(ゆっくり入って)・ファストアウト(早く出る)」
です。


カーブの手前でスピードを十分に落とし、
カーブを曲がっている最中はそのままの速度で走行し、
カーブを曲がり終える少し手前から徐々に加速することが大切です。


この鉄則を無視すると、
さまざまな危険が生じる可能性があるので、
必ず守りましょう!



次回は、視野と流体刺激についてです。